一貫唯唯の諾、従来鉄石の肝

「人から頼まれた事は試され事」ともいいます。

人から頼まれると、人はそのことが自分にとって損なのか得なのかを先ず考えます。
損か得か、有利か不利か、良いか悪いかの判断基準は、究極は自分にとっての基準です。

生活して人生を生きる上で、頼まれ事に限らず、全ては自分にとって得することであり、有利なことであり、良いことを願い選択するものです。
このことは誰しも皆同様です。


自分に都合の悪いことは引き受けたくありません。
しかしながら、自分を人間として成長させようと願うならば、この逆のことを行うべきだと西郷隆盛はいっています。

西郷自身、世間一般の人が好むところの逆を敢えて行うことで己を鍛え、人間として成長させ、大勇・大度の人になっています。

西郷は
「頼まれたことはかねてより一貫して『承知した』と即座に引き受けてきた。
これによって鉄や石でできたような強く固い胆力を持つことができたのだ」

と述べています。


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